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Expediaへの民泊の掲載方法|Vrbo経由の手順を解説

Expedia 別荘民泊の始め方

#Expedia #OTA

Expediaへの民泊の掲載方法|Vrbo経由の手順を解説

外国人旅行客からの予約を増やしたい、Airbnb以外の販路を広げたいという民泊オーナーにとって、Expediaは有力な選択肢です。

ただし、Expediaへの民泊の掲載方法は、ホテルや旅館とは少し異なります。

一棟貸しや貸別荘などの民泊は、基本的にExpedia Group傘下の「Vrbo(バーボ)」を通じて掲載します。

この記事では、Expediaへの民泊の掲載方法を中心に、Vrboの特徴や掲載するメリット、注意点をわかりやすく解説します。

この記事の執筆者
本間 貴志

本間 貴志不動産・住宅ライター

この記事の監修者

ココザス株式会社|& やど管理運営部別荘・民泊運営コンサルティング企業

Expediaは民泊も掲載できるグローバルOTA

Expediaは民泊も掲載できるグローバルOTA

Expediaは、航空券やホテルなどを世界規模で販売するオンライン旅行予約サービスです。

Expedia GroupにはExpediaのほか、Hotels.comやVrboなどのブランドがあり、ホテル以外にも、民泊や貸別荘といったバケーションレンタルも取り扱っています。

はじめに、Expedia Groupの概要について確認しましょう。

Expedia Groupは世界規模の旅行プラットフォーム

Expedia Groupは、航空券やホテル、バケーションレンタルなど、幅広い旅行商品を扱うグローバルな旅行プラットフォームです。

公式サイトによると、Expedia Groupは、200以上の予約サイトを75を超える市場で展開し、40言語に対応しており、月間平均検索数は10億件以上に上ります。

また、自社ブランドだけでなく、航空会社や旅行会社など7万社以上のB2Bパートナーにつながる販売ネットワークを持っている点も特徴です。

同グループが扱う在庫は次のとおりです。

(1)宿泊施設:390万軒
(2)航空会社:570社以上
(3)レンタカー会社:110社以上

外国人旅行客への認知を広げたい民泊オーナーにとって、こうしたグローバルな販売網を活用できる点は大きな魅力です。

民泊はVrboを通じて掲載できる

一棟貸しや貸別荘などのバケーションレンタルをExpedia Groupへ掲載する場合、基本的にはVrbo(後ほど詳しく紹介)経由で施設を登録します。

Vrboに施設を登録すると、掲載条件を満たした物件は、ExpediaなどのExpedia Group傘下のサービスや、航空会社・旅行会社を含む7万社以上のビジネスパートナーに施設情報が共有される可能性があります。
ただし、すべての販売先への掲載が保証されるわけではありません。

つまり、「Expediaへ民泊を掲載したい」という場合でも、Expediaへ直接登録するのではなく、Vrboを入口としてExpedia Groupの販売ネットワークへ露出を広げると考えると分かりやすいでしょう。

ExpediaとVrboの違いを理解しよう

ExpediaとVrboの違いを理解しよう

Expediaへの民泊の掲載方法を調べていると、「ExpediaとVrboのどちらに登録すればいいのか」と迷う方もいるでしょう。

両者は同じExpedia Groupのサービスですが、役割が異なります。

スムーズな掲載と運用のために、スムーズな掲載と運用のために、両者の違いを正しく理解しておきましょう。

Expediaはホテルから民泊まで扱う総合旅行予約サイト

Expediaは、ホテルや航空券、レンタカーなどを幅広く扱う総合型のOTA(オンラインで宿泊・旅行商品を販売する旅行会社・予約サービス)です。

旅行者は宿泊施設だけでなく、航空券などを組み合わせて旅行を予約できます。

ホテルや旅館だけでなく、Vrboに登録した民泊や貸別荘も、Expedia Groupの販売ネットワークを通じて旅行者に紹介される可能性があります。

Vrboは一棟貸しなどのバケーションレンタルに特化

Vrboは、一棟貸しの住宅や貸別荘など、バケーションレンタルを中心に扱うOTAです。

原則として、宿泊者が室内を専用利用できる独立した物件を対象としています。

ホストや別グループの宿泊者と室内を共有するタイプの宿泊施設は対象としていません。

具体的には、次のような民泊と相性がよいでしょう。

・一棟貸しの戸建て民泊
・貸別荘
・コテージ
・独立したマンションやコンドミニアムの一室

民泊の掲載先にExpedia Groupを選ぶメリット

民泊の掲載先にExpedia Groupを選ぶメリット

Expedia Groupに民泊を掲載する主なメリットは、次のとおりです。

外国人旅行客にアプローチしやすい

大きなメリットは、Expedia Groupが持つ世界規模の販売ネットワークを利用できることです。

Expedia Groupは世界各国で予約サイトを展開しており、多くの国・地域の旅行者が利用しています。

そのため、国内OTAだけではアプローチしにくい外国人旅行者にも施設の存在を知ってもらえる可能性があります。

✔
インバウンド需要を積極的に取り込みたい民泊にとって、販路を開拓したい場合に検討しやすいOTAです。

複数の販売チャネルへ露出を広げられる

Vrboへ登録した施設情報は、VrboやExpediaのほか、Expedia GroupのB2Bネットワークへ共有される可能性があります。

さらに、1つの掲載ページから7万社以上のビジネスパートナーへリーチできる仕組みを構築しています。

✔
このように、海外の複数のOTAと個別に契約しなくても、多くの外国人旅行者に民泊の情報を見てもらえる可能性がある点もメリットです。

旅行意欲の高いユーザーにもアプローチできる

Expedia Groupには、「One Key」という共通のロイヤルティプログラムがあります。

One Keyは、Expedia、Hotels.com、Vrboなどで共通して利用でき、対象となるホテルやバケーションレンタル、航空券、レンタカーなどで特典を獲得・利用できる仕組みです。

Expedia Groupによると、One Key会員は予約頻度や宿泊日数、支出額が多く、キャンセル率が低い傾向があります。

✔
こうしたサービスの利用意欲が高いユーザーに民泊施設を知ってもらえる可能性があるのも、Expedia Groupを利用するメリットです。

一棟貸し・別荘タイプの民泊と相性がよい

Vrboは、プライベートな空間を確保できるバケーションレンタルに強みがあります。

そのため、次のターゲット層の民泊と相性がよいでしょう。

・ファミリー旅行
・友人同士のグループ旅行
・長期滞在
・リゾート滞在

複数人で滞在できる戸建てや貸別荘なら、「ホテルとは違う滞在体験」を訴求することで差別化もしやすくなります。

Expedia Groupへの掲載が向いている民泊

Expedia Groupへの掲載が向いている民泊

すべての民泊にExpedia Groupが適しているわけではありません。

特に、次のようなタイプの施設を運営している場合は、掲載を検討する価値があります。

インバウンド需要を取り込みたい民泊

Expedia Groupは、海外からの宿泊者を増やしたい施設に向いています。

グローバルな販売網を活用できるため、国内向けOTAだけでは接点を持ちにくい外国人旅行者にもアプローチできます。

外国語の紹介文やアクセス情報などを充実させることで、海外からの予約につなげやすくなるでしょう。

一棟貸し・貸別荘タイプの民泊

Vrboはバケーションレンタルに特化しているため、一棟貸しや貸別荘との相性がよいサービスです。

特に、「家族でゆっくり滞在できる」「大人数で泊まれる」「キッチンやリビングを自由に使える」といった特徴を持つ施設は、Vrboユーザーへ魅力を伝えやすいでしょう。

複数のOTAから集客したい民泊

Airbnbなど特定のOTAに依存せず、民泊の販路を増やしたい場合にも適しています。

OTAごとに利用者層が異なるため、販売チャネルを増やすことで予約機会を広げられます。

ただし、複数OTAを利用すると予約や在庫の管理が複雑になります。

ダブルブッキングを防ぐための仕組みも合わせて整えましょう。

「& やど管理」では、OTAへの掲載から予約・在庫の管理まで対応しています。

複数のOTAを活用した集客や日々の管理を任せられるため、運営の負担を抑えながら販路を広げたい方は、ぜひご相談ください。

Expedia Groupへの民泊の掲載方法

Expedia Groupへの民泊の掲載方法

ここからは、Expediaへの民泊の掲載方法を具体的に見ていきましょう。

一棟貸し民泊や別荘民泊などのバケーションレンタルの場合、基本的にはVrboから登録手続きを進めます。

民泊営業に必要な許可・届出・認定を済ませる

観光庁の住宅宿泊仲介業者一覧には、EXPEDIA, INC.に加え、Vrboの利用規約に記載されているHomeAway.com, Inc.も登録されています。

そして、Vrboには、地域の法令を遵守するために必要な情報の入力を求める仕組みがあります。

これを踏まえると、民泊を登録する前に、次のいずれかの制度に基づく手続きを済ませておく必要があります。

・住宅宿泊事業法(民泊新法)による届出
・旅館業法による営業許可
・国家戦略特別区域法に基づく特区民泊の認定

1.オーナーアカウントを作成する

手続きが済んだら、Vrboの登録ページ(外部リンク)から登録を始めます。

最初に、次の基本的な情報を入力していきます。

・物件の所在地
・ベッドルーム数
・バスルーム数
・オーナー情報
・メールアドレス
・電話番号 など

なお、Expedia Groupでは、Vrboへの掲載ページ作成に事前費用はかからないと案内しています。

2.施設情報や設備・料金を登録する

次に、民泊施設の詳しい情報を登録します。

項目数が多いため、内容を確認しながら正確に登録しましょう。

主な登録項目は、次のとおりです。

・物件タイプ
・アメニティ
・写真
・見出し・説明文
・ハウスルール
・宿泊料金 など

単に登録欄を埋めるだけでなく、ターゲットとなる旅行者を意識して設定することが大切です。

例えば、ファミリー層を狙うなら駐車場や洗濯機、キッチン設備などを記載すると、宿泊者に選ばれやすくなります。

紹介文については「自然豊かな貸別荘です」といった抽象的な説明だけではなく、定員やアクセス、利用できる設備などを具体的に伝えるのがポイントです。

3.カレンダーを設定して掲載を開始する

最後に、宿泊できる日程や料金をカレンダーへ設定します。

他のOTAにも同じ物件を掲載している場合は、予約の重複を防ぐため、空室状況をこまめに更新しましょう。

施設情報や料金、キャンセルポリシーなどを確認し、問題がなければ掲載を開始します。

なお、Vrboでは、予約可能日や料金などをダッシュボードからいつでも変更できます。

※登録情報に不足がある場合や、不完全な情報が含まれている場合、運営側から修正を求められることがあります。

Expedia Groupに民泊を掲載する際の注意点

Expedia Groupに民泊を掲載する際の注意点

Expedia Groupを活用すれば、民泊の販売チャネルを広げられますが、登録前に確認しておきたいポイントもあります。

予約成立時に手数料がかかる

Vrboへの掲載自体には、原則として事前費用はかかりませんが、予約が成立した時点で手数料が発生します。

Vrboの公式ヘルプによると、日本所在の物件には決済処理手数料はかからず、基本的に5%のコミッション手数料がかかります(2026年9月24日時点)。

ただし、条件によっては手数料が異なる可能性もあります。

✔
実際に運用する際は、Vrboの管理画面で最新の手数料を確認しましょう。

ホームステイ型・シェアルーム型の民泊は基本的に対象外

Vrboは、宿泊者がプライベートな室内空間を利用できるバケーションレンタルを基本としています。

そのため、オーナーと宿泊者が同じ住宅内で生活空間を共有するホームステイ型や、複数グループが同じ室内を利用するシェアルーム型は基本的に対象外です。

複数OTAを利用する場合は予約・在庫管理が必要

Airbnbや楽天トラベルなど、ほかのOTAとVrboを併用する場合は、予約管理に注意が必要です。

同じ日程を複数サイトで販売したままにすると、ダブルブッキングが起こる可能性があります。

ダブルブッキングを防ぐため、利用するOTAが増えてきたら、次の対策を検討しましょう。

・各OTAのカレンダーを同期する
・サイトコントローラーやPMSを導入する
・料金や在庫を一元管理する

販路を増やすだけでなく、予約後の運営まで含めて管理体制を整えることが安定した民泊経営につながります。

まとめ

まとめ

Expediaへ宿泊施設を掲載したい場合、一棟貸し民泊や貸別荘などのバケーションレンタルでは、基本的にVrboから登録します。

Vrboに施設を掲載することで、VrboやExpediaのほか、7万社以上のビジネスパートナーへ施設情報が共有される可能性があります。

外国人旅行者への認知を広げたい民泊にとって、有力な販売チャネルです。

特に、一棟貸しの戸建てや貸別荘、コテージなどを運営している場合は、AirbnbだけでなくExpedia Groupへの掲載も検討してみるといいでしょう。

ただし、民泊運営では、OTAを増やすほど、予約管理や宿泊者対応などの業務が複雑になりがちです。

「& やど管理」では、特に一棟貸し民泊や別荘などの管理代行を得意としています。

OTAを活用して販路を広げつつ、日々の運営負担を抑えたいオーナー様は、お気軽にご相談ください。

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