Booking.comへの掲載方法は?必要書類・登録手順・初期設定を解説

「具体的な登録手順や、事前に準備すべきものが分からない……」
「掲載後の無断キャンセルやダブルブッキングなどのトラブルが不安……」
Booking.comへの掲載を検討する中で、このような悩みを抱えていませんか?
本記事では、Booking.comへの掲載にあたって準備しておくべき必須書類や登録手順をわかりやすく解説します。
さらに、掲載直後にやっておきたい初期設定についても網羅しました。
初めて施設を掲載する方や、これから本格的に集客をスタートさせたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Booking.comの掲載・登録方法8ステップ

Booking.comへの掲載は、以下の手順で進めていきます。
2.施設写真のアップロードとハウスルールの設定
3.部屋の詳細情報とアメニティ(設備・サービス)の登録
4.予約受付ルールの設定
5.決済方法(事前決済など)の選択
6.基本料金とキャンセルポリシー(料金プラン)の設定
7.空室カレンダーの同期設定(他サイト連携)
8.法的情報の入力と予約受付開始(掲載完了)
それぞれのポイントを見ていきましょう。
STEP1:アカウント作成と基本情報(施設タイプ・所在地)の入力
まずはメールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作成し、施設タイプや部屋数などの基本情報を入力していきます。
すでにAirbnbなど他社サイトに掲載している物件であれば、「インポート機能」を活用するとスピーディーに手続きを進められます。
続いて問われる施設名には住所や略語を含めず、短く覚えやすい名称を設定してください。
そのまま所在地の項目へと進み、地図上のピンを動かして正確な位置に調整します。
STEP2:施設写真のアップロードとハウスルールの設定
基本情報の入力が終わったら、施設の写真をアップロードします。
外観や客室、水回りなど、ゲストが施設の様子をイメージしやすい写真を複数枚用意しておきましょう。
アップロードする写真が多いほど予約を獲得できる可能性が高まるため、できるだけ豊富に掲載しましょう。
続いて、スタッフの対応言語や、喫煙・ペット同伴などのハウスルール、チェックイン・アウトの時間を設定します。
ホスト自身のプロフィールに加えて、宿の特徴や周辺エリアの紹介を公開して他施設と差別化を図る項目もありますが、こちらは後から追加することも可能です。
STEP3:部屋の詳細情報とアメニティ(設備・サービス)の登録
部屋ごとのベッド数や宿泊定員など、ゲストが実際に過ごす空間のスペックを正確に登録します。
また、子供の宿泊可否やベビーベッド提供の有無についても、画面の指示に従って入力してください。
エアコンやWi-Fiなどの設備、朝食や駐車場の提供状況については、該当するチェックボックスを選択していくことで設定が完了します。
STEP4:予約受付ルールの設定
予約の受付方法として、「すべての予約を即時確定とする」か「リクエスト制」のいずれかを選択します。
予約をすぐに確定させ、他施設への流出を防ぐ狙いから、基本的には即時確定が推奨されています。
またこの画面では、滞在前にゲストへ同意を求めるハウスルールや、万が一に備えた損害補償用デポジットの請求などもあわせて設定できます。
STEP5:決済方法(事前決済など)の選択
続いて、宿泊料金の回収方法を選択します。
宿泊料金の回収にかかる手間や決済トラブルのリスクを軽減したい場合は、Booking.comが決済を代行する「Booking.comペイメント」の利用を検討しましょう。
オンライン決済を利用することで、施設側での決済処理の負担を減らせるほか、対象となる事前決済予約では、所定の条件に基づいて支払いが保証されます。
ただし、無断キャンセル自体を防げるわけではないため、キャンセルポリシーや事前決済の条件もあわせて設定することが重要です。
STEP6:基本料金とキャンセルポリシー(料金プラン)の設定
1泊あたりの宿泊料金は、税金やBooking.comの手数料が含まれた総額を入力します。
ゲストが予約しやすいように柔軟なキャンセルポリシーを基本としつつ、割安になる返金不可プランや、人数別の料金・子供料金などもあわせて設定できます。
さらに、1週間の連泊プランを設けることで、長期滞在の予約を獲得しやすくなります。
STEP7:空室カレンダーの同期設定(他サイト連携)
予約の受付を開始する日と、カレンダーを開放する期間を選択します。
ここで重要なのが、ダブルブッキングを防ぐためのカレンダーインポート設定です。
AirbnbやAgodaなどのカレンダーリンクを画面上に貼り付けると、他サイトと空室状況を同期させることができます。
また、30泊から最大90泊までの長期滞在を受け入れる設定にしておけば、リモートワーク需要なども取り込めるようになるでしょう。
STEP8:法的情報の入力と予約受付開始(掲載完了)
最後のステップでは、届出番号などの法的情報を入力します。
必要な情報の入力がすべて終われば、Booking.comへの施設登録手続きは完了です。
ただし、施設によっては予約受付を開始する前に所在地の認証などが求められる場合があります。
管理画面で掲載状況を確認し、必要な手続きを済ませてから予約受付を開始しましょう。
掲載費用・手数料については、こちらの記事で詳しく解説しています
Booking.com掲載手続きで準備しておくべき必須書類・情報

Booking.comへの掲載手続きでは、画面の案内に沿って必要事項を順番に登録していきます。
ここでは、登録作業を始める前に手元へ揃えておきたい必須書類とデータ類をまとめます。
提出が必要な公的書類(旅館業許可証・届出番号など)
Booking.comへの掲載には、宿泊施設の営業を許可されていることを証明する旅館業許可証や、住宅宿泊事業法(民泊新法)の届出番号が確認できる書類などが必要です。
登録画面では、書類の記載内容をそのまま入力していくことになります。
そのため、事業者名や施設住所が現在の実態と正確に一致していることが前提となります。
登録時に入力する各種データ(写真・アメニティ・口座情報)
Booking.comの登録では、施設の写真データや、設備・口座に関する各種情報が求められます。
写真は外観、客室、水回りなど最低でも5枚以上を使用するため、あらかじめパソコン等のわかりやすいフォルダに保存しておいてください。
Booking.com掲載直後にやっておきたい初期設定

無事に掲載手続きが完了すると、いよいよ実際の運用がスタートします。
予約時のトラブルを防ぎ、スムーズに最初のゲストを迎え入れるためには、事前の環境作りが大切です。
ここでは、本格的な予約受付を開始する前に済ませておきたい設定項目を紹介します。
・サイトコントローラー連携
・メッセージテンプレートの作成
・モバイル端末向け割引の設定
無断キャンセルを防ぐ「Booking.comペイメント」の確認
掲載が完了したら、「Booking.comペイメント」が有効になっているか確認しておくのがおすすめです。
さらに、チャージバックや返金処理といった煩雑な手続きも代行してもらえるため、ホスト側の負担を大きく減らせるのもペイメントのメリットです。
設定状況は、管理画面の「ファイナンス」メニューから確認できます。
早めに手続きを済ませ、収益を安定して確保できる体制を整えておきましょう。
ダブルブッキングを防ぐ「サイトコントローラー」連携
複数のOTAを併用して集客するなら、iCal同期ではなく専用の「サイトコントローラー(Beds24、ねっぱん!など)」とのAPI連携が強く推奨されます。
iCal同期はどうしてもシステム間のタイムラグが生じるため、同時刻に予約が入った際のダブルブッキングを完全には防ぎきれません。
複数の予約サイトを活用していくのであれば、掲載直後のタイミングでこの連携を済ませておくといいでしょう。
外国語対応を自動化する「メッセージテンプレート」の作成
インバウンド客の対応にかかる手間は、管理画面の「メッセージの定型文」機能を使って自動化しましょう。
この機能では、予約確定時やチェックイン前日などのタイミングに合わせて、あらかじめ作成した文章が自動送信されるよう設定できます。
事前に送信のタイミングを決めておくことで、日々の翻訳や個別返信の手間を省けるだけでなく、迅速な情報提供によってキャンセル率を下げたり、高評価のクチコミを獲得したりする効果も期待できるでしょう。
最初の予約獲得を狙う「モバイル端末向け割引」の設定
新規登録後、クチコミがゼロの状態を早く脱却するには、検索結果での露出を高めることが重要になります。
とくにおすすめなのが、スマートフォンからの検索ユーザーに対して訴求力を高める「モバイル端末割引」の設定です。
まずはこの機能を活用して初期の予約とクチコミを獲得し、施設としての実績をスピーディーに積み上げていきましょう。
まとめ

ここまで、Booking.comへの掲載方法をメインに解説しました。
Booking.comは無料で施設を登録でき、成立した予約に応じて所定の販売手数料が発生する仕組みです。
手数料率は施設登録時の契約画面で確認できるため、事前に費用を把握したうえで集客をスタートできます。
また、掲載手続きを完了させた後は、無断キャンセルやダブルブッキングを防ぐための初期設定も忘れずに行うことが大切です。
Booking.comの集客力を活かして、より多くのゲストを迎える準備を進めていきましょう。
