【民泊×楽天トラベル】掲載するメリットと審査に通るための全手順を紹介

「インバウンドだけでなく、国内の旅行客もしっかり集客したい」
「楽天トラベルに掲載したいけれど、審査や条件が難しそう……」
「ほかの予約サイトと併用したいけれど、ダブルブッキングが心配」
そんなお悩みはありませんか?
本記事では、楽天トラベルへ民泊物件を掲載するための必須条件や、具体的な登録手順をわかりやすく解説します。
あわせて、ほかのサイトと併用したときに「予約がかぶる」のを防ぐコツなども網羅しました。
民泊の予約数をさらに伸ばしたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
楽天トラベルに民泊物件を掲載するための必須条件

楽天トラベルで民泊施設を取り扱うには、まずプラットフォームが求める基本的な要件を満たしている必要があります。
こちらでは、手続きに進む前に確認しておきたい必須条件を紹介します。
住宅宿泊事業法や特区民泊などの法的届出を完了している
自治体から発行された届出番号や許可番号など、法的な番号が手元にある状態が大前提です。
プラットフォーム側はこれらの公的な証明をもとに審査を行うため、手元に書類がない段階ではアカウントの登録作業を一切進められません。
まずは管轄の保健所や自治体の窓口で法的な手続きを完了させ、事業認定を証明する書類をしっかりと受け取ってから、登録の手続きに進みましょう。
【新法・特区民泊の方】掲載の窓口となる“Rakuten Oyado”への登録を済ませる
住宅宿泊事業法(民泊新法)や特区民泊の物件は、楽天トラベルの一般窓口では取り扱いがないため、Rakuten Oyadoからの登録が必須です。
なお、運営の基盤となるプラットフォームは2024年末に「バケーションステイ」からRakuten Oyadoへと変更されています。
※補足:旅館業法(簡易宿所など)の許可を取得している場合
旅館業法の許可を得ている民泊形態の施設(簡易宿所・一棟貸し等)は、以下の2つの窓口から選択できます。
また、提携する国内外の予約サイト(例:Agoda、Booking.com、Trip.com など)へ登録した空室情報がそのまま自動で反映される仕組みになっています。
楽天トラベルに民泊物件を出すメリット|国内客の呼び込み・運営のしやすさ

楽天トラベルに物件を掲載すると、楽天ユーザーを対象とした集客経路を確保しやすくなります。
また、日本語でのやり取りが中心になりやすいため、民泊運営の手間や負担を抑えやすいのも特徴です。
こちらでは、楽天トラベルに民泊物件を出す2つのメリットを紹介します。
楽天ポイントを貯めている宿泊客を効率よく呼び込める
楽天ユーザーの多くは、日々の生活で貯めた楽天ポイントを宿泊代金として利用する目的で、優先的に宿を検索する傾向があります。
さらに宿泊によって新たなポイントが付与されるため、巨大な楽天経済圏の利用客は自然と楽天トラベルへと流入し続けるのです。
他の民泊予約プラットフォームにはない、「ポイントを使う・また貯まる」が自然に繰り返される仕組みが高い集客力を生み出すと考えられます。
楽天ポイントを使いたい宿泊客が一定数いるため、物件の知名度や立地に左右されにくく、民泊の予約を獲得しやすい点も楽天トラベルの魅力と言えるでしょう。
日本語での案内やコミュニケーションが中心になりやすい
そのため、施設案内やメッセージ対応を日本語で統一しやすく、運営上のコミュニケーションの負担を抑えられるメリットが考えられます。
海外ゲストが中心となるプラットフォームでは、外国語でのやり取りや文化的な認識の違いからトラブルが発生する場面も想定されるでしょう。
一方、楽天トラベルのような日本語利用者が中心となりやすい環境では、設備の使い方やハウスルールの理解もスムーズに進み、日々の対応工数を削減できる可能性があります。
民泊を楽天トラベルに出す手順|登録から予約受付までの3ステップ

楽天トラベルに民泊物件を掲載するには、書類の準備からシステムの初期設定まで、段階を踏んで進めていく必要があります。
予約受付までの3つのステップを確認しましょう。
(1)掲載審査に必要な書類を揃える
掲載手続きをスムーズに進めるため、まずは物件の営業に必要な許可・届出に関する書類を手元に準備しておきましょう。
あわせて、施設の外観・内観が分かる写真データも用意しておきます。
スマートフォンで鮮明に撮影した画像や、スキャナーで取り込んだデータを保存しておくと安心です。
このほか、売上の振込に利用する口座情報など、事前に確認しておきたい情報も整理しておくとよいでしょう。
提出物に不備や不鮮明な箇所があると審査の差し戻しが発生し、掲載までのスケジュールが大幅に遅れてしまう恐れがあります。
二度手間を防ぐためにも、申請作業を始める前の準備段階で、必要な書類や情報が一通り揃っているかを必ずチェックしてください。
(2)専用サイトに物件情報を入力しアカウントを作成する
書類の準備が整ったら、Rakuten Oyadoにアクセスしてホストのアカウント作成と物件情報の入力に進みます。
画面の案内に従って施設の基本情報を登録したのち、部屋の外観や内観の写真データをアップロードします。
さらに、提供できるアメニティの種類や館内設備などの詳細なスペックを正確に入力していきましょう。
そのため、実際の提供内容と相違がないように、1つ1つの項目を丁寧に入力することが大切です。
掲載手続きで注意したいのが、公的書類とシステム入力情報の表記ゆれです。
例えば、許可証に記載された住所が「一丁目二番地」であるにもかかわらず、サイト上で「1-2」と省略して入力すると、情報の不一致として扱われる場合があります。
登録情報と書類の内容は照らし合わせて確認されるため、自己判断による表記の省略や変更は避けたほうが良いでしょう。
表記ゆれの不備を防ぐためにも、手元にある届出書の原本(控え)や消防の通知書に印字されている文字を、ハイフンや漢数字に至るまで忠実に入力することが重要です。
(3)審査通過後、料金や受け入れ日程を設定して予約受付を始める
無事に楽天トラベルの掲載審査を通過した後は、ゲストからの予約を受け付けるための最終設定に進みます。
まずは管理画面でカレンダーを公開し、宿泊を受け入れられる日程を反映させます。
続いて、基本となる宿泊料金やキャンセルポリシーなど、予約に必要な条件を入力していきましょう。
設定が完了し、販売開始の操作をおこなうと、楽天トラベル上で予約を受け付けられる状態になります。
複数サイトを併用する際の“ダブルブッキング防止法”

他の民泊予約サイトにも民泊物件を掲載する際、特に気をつけたいのが同じ日に複数の予約が入ってしまう「ダブルブッキング(重複予約)」です。
こちらでは、複数サイトを利用する際のダブルブッキング回避法を詳しくご紹介します。
サイトコントローラーを導入する
ツール上で各サイトを連動させておけば、たとえば楽天トラベルで予約が入ると、Booking.comなど他サイトのカレンダーも即座に「満室」へ切り替わります。
複数の予約サイトをまたいで手動で更新する運用には、どうしても人的なミスや更新漏れのリスクがともないます。
そこで、サイトコントローラーを連携させれば、手動では追いきれない部分を自動でカバーでき、24時間体制でどのサイトを見ても常に最新の空室状況が反映されるようになるのです。
サイトコントローラーの導入手順はシンプルで、「Beds24」などのサービスに登録し、利用している各予約サイトのアカウント情報を連携させるだけで運用を開始できます。
予約通知を常に確認する
スマートフォンに楽天トラベルや各予約サイトの管理アプリをインストールし、プッシュ通知を常に「オン」にしておきます。
例えサイトコントローラーで対策していても、通信エラーなどで予期せぬ重複予約が発生する可能性はゼロではありません。
スマホの通知音が鳴った直後に他サイトのカレンダー状況をチェックし、ブロックが反映されていない場合は、手動で予約枠を閉じる対応を徹底すれば、重複予約の発生を未然に防げます。
システムにだけ頼り切らず、ご自身でもダブルブッキングを防ぐ意識を持っておくことが大切です。
まとめ|楽天トラベルを民泊の集客に活かす

楽天トラベルへ民泊物件を掲載し、集客を進めていくうえで押さえておきたいポイントは以下の通りです。
(2)民泊新法・特区民泊は専用窓口である「Rakuten Oyado」から登録する
(3)ダブルブッキングは「サイトコントローラー」の導入で防ぐ
楽天トラベルを活用すれば、楽天ポイントを活用する国内ユーザーを効率よく取り込めるようになるでしょう。
空室リスクを減らして予約を途切れさせないためにも、ぜひ本記事の手順を参考に楽天トラベルへの登録を進めてみてください。
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