Airbnbに掲載する方法|登録の手続きから集客のポイントまでを詳しく解説

「Airbnbに民泊物件を掲載したいが、具体的な手順がわからない」
「行政への届出など、手続きが複雑そうで不安」
「掲載後にしっかり予約が入るか心配」
民泊運営を進めるにあたって、このようなお悩みはありませんか?
本記事では、事前の行政許可の取得からAirbnbへの登録手順をわかりやすく解説します。
あわせて、掲載後に予約を増やすためのポイントや、事前にやっておきたいトラブル対策も網羅しました。
Airbnbを使った民泊運営を軌道に乗せるために、ぜひお役立てください。
Airbnbに物件を掲載する方法【6ステップ】

Airbnbへの登録は決して難しくありません。
基本的には画面の案内に沿って、物件の基本情報を入力していくだけで完了します。
こちらでは、実際に物件を掲載するまでの全6ステップを紹介します。
STEP1:ホストアカウントの作成と本人確認
まずはAirbnbの公式サイトやアプリから、ホスト用のアカウントを作成します。
登録はメールアドレスのほか、GoogleやFacebookなどのアカウント連携を利用することも可能です。
アカウントの作成後は、画面の案内に沿って本人確認の手続きへ進みます。
お手元に運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの公的な身分証明書を用意し、画像をアップロードしてください。
手続きの途中で、提出した身分証と本人が一致するかを確認するため、カメラ機能を使った「自撮り写真」の撮影を求められる場合もあります。
そのため、あらかじめスマートフォンから手続きを進めるのがスムーズです。
あわせて自身のプロフィール写真も登録します。
STEP2:物件タイプと収容人数の登録
次に、掲載する物件の基本情報を登録します。
まずは「マンション」や「一軒家」といった物件タイプと、「まるまる貸切」や「個室」といった貸出形態を、画面の選択肢から選んでください。
続いて、宿泊可能な最大人数、寝室、ベッド、バスルームの数を設定します。
「寝る場所が足りない」といったゲストとのトラブルを防ぐため、あらかじめ実際の寝具や部屋の数を数えておき、正確に入力することが必須となります。
住所の登録では、入力後に地図上に表示されるピンの位置が正しいかを必ず確認してください。
自動設定では位置がズレることがあるため、必要に応じて手動でピンをドラッグし、実際の建物の位置に微調整します。
STEP3:室内設備とアメニティ項目のチェック
室内で利用できる設備やアメニティを、画面上のリストから選択していきます。
Wi-Fi、エアコン、キッチン、洗濯機といった生活設備の有無は、ゲストが予約を検討する際の重要な判断基準です。
とくにWi-Fiなどの通信環境は多くのゲストが重視するため、利用できる場合は確実にチェックを入れてください。
また、タオルや石鹸、トイレットペーパーといった基本アメニティを用意しているかどうかも登録します。
さらに、火災報知器(煙探知機)や消火器、救急箱といった安全設備が設置されているかの申告も求められます。
登録漏れや間違いを防ぐためにも、事前に部屋の中を見回して「何が揃っているか」をメモしておき、実際の設備と1つずつ照らし合わせながらチェックを入れていきましょう。
STEP4:物件写真のアップロードと掲載タイトル(施設名)の作成
ゲストに「泊まってみたい」と思ってもらえるような、部屋の雰囲気が伝わる写真をアップロードします。
リビングや寝室、水回りなど、どんな部屋なのか全体像が分かる写真データをあらかじめパソコンやスマートフォンに準備しておき、一通り追加していきましょう。
Airbnbの物件ページでは、上部に最初の5枚が大きく目立って表示される仕様になっています。
ゲストの目を引くよう、お部屋の最大の売りとなるお気に入りの5枚を選び、先頭に並べ替えておきましょう。
続いて、物件のキャッチコピーとなる「掲載タイトル(施設名)」を入力します。
単なるマンション名などを入れるのではなく、「〇〇駅から徒歩5分」や「無料Wi-Fi完備」など、ゲストにとってメリットとなるアピールポイント(キーワード)を盛り込んで作成するのがコツです。
STEP5:宿泊料金・予約可能日・ハウスルールの設定
1泊あたりの宿泊料金と、予約を受け付けるカレンダー(予約可能日)を設定します。
宿泊料金については、あらかじめAirbnbで周辺の似たような物件を検索し、大体の相場を把握しておくとスムーズです。
また、清掃に行けない日などがあれば、カレンダー上でその日をブロック(予約不可に)しておきましょう。
続いて、予約の受付方法を選びます。
管理に慣れないうちや勝手に予約が入る不安がある場合は、ゲストの評価を確認してから受け入れを判断できる予約リクエストを選ぶのがおすすめです。
あわせて、ベースとなるハウスルールも設定します。
なお、騒音などの近隣トラブルを防ぐためのより詳細なルールの作り方については、後述の「Airbnbのトラブルを回避する対策」で詳しく解説します。
STEP6:届出番号(許可番号)の登録と掲載の開始
最終ステップでは、日本での民泊運営に必須となる届出番号(または許可番号)を入力します。
番号が未入力のままでは物件の公開が承認されないため、行政から発行された届出完了通知や許可証などを手元に用意し、正確に入力してください。
あわせて、宿泊料金を受け取るための受取口座(銀行口座やPayPalなど)の設定も行います。
スムーズに登録できるよう、口座情報がわかるキャッシュカードや通帳なども一緒に準備しておきましょう。
写真の並びや文章に不自然な点がないかをチェックし、問題がなければ公開ボタンを押してください。
これで、Airbnbへの掲載手続きは完了です。
別荘民泊の運営を始めたい方や、管理の負担を減らしたい方に向けて、管理代行の仕組みや対応範囲を無料でご案内しています。
「自分で運営するのと何が違う?」「収益化まで任せられる?」「今の物件でも相談できる?」といった段階でも、お気軽にご相談ください。
Airbnb掲載前に要チェック|民泊の法律と運営許可をとる方法

Airbnbで物件を公開するには、法律に則った正しい手続きと物件のルール確認が欠かせません。
こちらでは、民泊に関わる法律の基礎知識や行政への届出手順、大家さんや管理組合から許可をとるためのポイントを紹介します。
民泊新法や旅館業法など“守るべき法律”の基礎知識
民泊新法は手続きが比較的容易である一方、年間の営業日数が180日以内に制限されるルールが存在します。
週末だけの副業や空き室の有効活用を目的にするなら、民泊新法が適しているでしょう。
一方、年間を通して本格的に稼働させ、事業として大きな収益を上げたい場合は、厳しい設備基準を満たして旅館業法の許可を取得する必要があります。
まずは自身の運用目的と営業日数の目標を明確にし、どちらの法律に沿って手続きを進めるべきかを判断してください。
Airbnb掲載に不可欠な”行政への届出・許可”の手順
適用する法律が決まったら、行政へ正式な手続きを行います。
民泊新法と旅館業法のどちらを選ぶ場合でも、手続きの一般的な流れは以下のようになります。
行政の手続きにおいてとくに重要なのは、1.事前相談です。
自治体によって追加の書類が必要だったり、独自の厳しいルール(条例)が定められていたりすることがよくあります。
なお、事前の書類準備からAirbnbに登録するための番号が発行されるまでには、民泊新法でおおむね1カ月〜2カ月程度、審査の厳しい旅館業法ではさらに数カ月の期間を見込んでおく必要があります。
※手続き期間は、自治体によって差があります。
大家さんや管理組合から“承諾”を得るための確認事項
分譲マンションの場合は、まず管理組合が定めている管理規約に目を通し、民泊としての利用が禁止されていないかを確認します。
賃貸物件を利用する場合は、大家さんや管理会社から又貸しを意味する「転貸(てんたい)」の許可を事前に書面で得なければなりません。
無断で運営すると契約違反となり、強制退去などの重いペナルティを課されるリスクがあるため注意が必要です。
また、見知らぬ旅行者が出入りすることで近隣住民が不安を感じるケースも少なくありません。
近隣からの苦情や保健所への通報といったトラブルを防ぐためにも、事前に運営の方針や緊急時の連絡先を説明し、周辺からの理解を得ておきましょう。
Airbnbで掲載した物件に予約を呼び込む|収益を上げる方法3選

物件をAirbnbに掲載しただけで、自動的に予約が入り続けるわけではありません。
数ある競合物件の中からゲストに選ばれ、継続して収益を上げていくには、集客のためのひと手間が必要です。
こちらでは、物件の公開とあわせて実践したい、予約を呼び込むための3つの運用方法を紹介します。
物件写真のクオリティを磨いてクリック率を上げる
ゲストに「この部屋の詳細を見てみよう」と興味を持ってもらうには、清潔感や空間の広さを写真でしっかりとアピールする必要があります。
暗くて狭そうな写真は、その時点で予約の候補から外れやすくなります。
なお、撮影機材は最近のスマートフォンで十分です。
カメラの「広角レンズ機能」を使えば、より広々と写すことができるでしょう。
各スペースを明るく広く撮影できたら、次は写真の選び方です。
見晴らしの良いバルコニーや清潔感のある広々としたリビングなど、「ここで朝食をとりたい」「このソファでくつろぎたい」と、ゲストが心地よく過ごす姿を想像できるような魅力的な1枚を設定することが大切です。
“新規リスティングプロモーション”を活用してレビューを獲る
掲載直後の物件はレビューがなく、ゲストにとって予約の心理的ハードルが高い状態となっています。
そこで、Airbnbに備わっている「新規リスティングプロモーション」という機能を活用するのがおすすめです。
初期段階は利益よりも実績作りを優先し、まずは管理画面からプロモーションの設定をオンにして、いち早く最初の予約獲得を目指してください。
良いレビューが集まれば、Airbnbのシステムから「優良な物件」として評価され、検索結果の上位に表示されやすくなります。
最初の数件で高い評価を獲得し、その後の安定した集客へと繋げていきましょう。
24時間以内の返信を徹底して検索順位をアップさせる
Airbnbでは、ゲストから届く予約リクエストや問い合わせに24時間以内に返答することが推奨されています。
返信が遅れると返答率が下がり、検索結果の表示順位に影響が出るとAirbnb公式ヘルプにも明記されています。
そのため、問い合わせにはできるだけ早く返信できる体制を整えておくことが大切です。
返信の漏れや遅れを防ぐには、スマートフォンのAirbnbアプリをインストールし、プッシュ通知をオンにしておくのがおすすめです。
素早いコミュニケーションはゲストの安心感にもつながり、予約してもらえる可能性が高まります。
▼COCO VILLAとは
COCO VILLAは、別荘を「所有」と「活用」の両立で考える新しい不動産投資の仕組みです。
仕組みや特徴、どんな人に向いているのかをわかりやすく解説しています。
【トラブル対策】Airbnb掲載前に済ませておくべき3つの準備

民泊を手掛ける際、とくに不安を抱きやすいのはゲストとのトラブルや近隣住民からの苦情ではないでしょうか。
いざという時に慌てないためにも、物件を公開する前の段階で予防線を張っておくことが大切です。
こちらでは、民泊運営をスムーズに進められるよう、掲載時に済ませておきたい3つの対策を紹介します。
騒音などの近隣トラブルを防ぐ“ハウスルール”を細かく決める
ゲストの滞在中に発生しやすいのが、夜間の大きな話し声やテレビ・オーディオ機器の音漏れによる騒音トラブルです。
近隣からの苦情を未然に防ぐためには、Airbnbの設定画面でハウスルールを細かく明文化しておく必要があります。
例えば、「午後10時から翌朝8時までは静粛に過ごす」といったように物件の環境に合わせて制限時間を設け、パーティーや宴会の開催を禁止する旨を文章で記載してください。
さらに、近隣住民から騒音の苦情が入った場合や、警察が出動する事態になった際のペナルティもあわせて明記します。
それにより、マナーの悪いゲストからの予約を最初から遠ざけることができるでしょう。
物件の破損や盗難に備えて“ホスト保証制度”を事前に確認する
AirCoverはすべてのホストに自動で適用され、室内の汚損や物品の紛失などが発生した際、修繕費用や清掃費用を幅広くカバーしてくれる場合があります。
ただし、実際に補償を申請する際には、被害前後の状態を比較するための証拠が必要です。
そのため、まずは掲載時の準備として、傷のない家具や高価な家電、清掃直後のきれいな室内の様子をスマートフォンで撮影しておいてください。
どのようなケースで補償が下りるのかをあらかじめ把握し、初期状態の証拠写真を残しておくことで、自腹で高額な費用を支払う事態を回避しやすくなります。
ゲストとの勘違いをなくす“定型文”をメッセージ用に用意する
事前の案内が不十分だと、ゲストが道に迷ったり、鍵の開け方が分からなかったりといった当日のトラブルを招くおそれがあります。
言葉の壁や案内漏れによる行き違いを防ぐためにも、よく使うメッセージは事前にテンプレートとしてまとめておきましょう。
まずは、予約が確定した直後に送信するお礼と基本情報の案内を作成します。
さらに、最寄り駅からの道順や、チェックインとチェックアウトの具体的な手順をまとめたメッセージも用意してください。
その結果、不要な問い合わせやクレームも減らしていけるでしょう。
まとめ|Airbnbに掲載して、着実に予約を増やしていこう

Airbnbに物件を掲載するには、行政への手続きからサイト上での登録まで、正しい手順を踏む必要があります。
ここで、掲載完了までの主な流れを振り返ってみましょう。
無事に物件を公開できた後は、検索順位を上げるための運用方法や、事前の細かなルール作りによるトラブル対策もあわせて実践してみてください。
手続きや設定項目が多く感じるかもしれませんが、本記事を参考に1つずつ準備を進めていきましょう。
※写真等はCOCO VILLA の掲載を例にご活用いただけるとありがたいですm(_ _)m
